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YAMAMOTO From Breed To Table

鶏ビジネスの全てをサポート

Creativity×Connection

生きものを生み出すメーカー、そして命をつなぐ商社です。種鶏を育て、種卵から命を誕生させ、それを育てる。
鶏を育む鶏舎や設備機器を販売する。
ヤマモトは、養鶏の一貫生産で生きものを生み出すメーカーの顔と、
畜産先進国の海外との橋渡しをする商社の顔を持ちます。

写真:検査の様子

鶏ビジネス概要

Business Outline

独自の養鶏プロデュースサイクル

ヤマモトの業務は多岐にわたっていますが、規模は大きくありません。一人ひとりが責任を持ち、他部署と連携を取りながら、いかにお客様に納得し喜んでいただけるかを考え、このサイクルを生み出しました。貿易設備事業部は、高付加価値の種鶏を販売すると同時に、世界中から最新設備の情報を集め、生産事業部で実際に使用し、それに改良を加えて販売します。飼料事業部では、生産事業部と連携を取りながら、お客様の養鶏生産に最適な飼料を販売します。また生産した鶏肉製品は、食品事業部が全国へ販売。そこで入ってきた養鶏業者様の情報を、各事業部へフィードバック。絆が強い小規模の会社だからこそまわせるサイクルです。

業務フロー

事業部サイクル図

  • 貿易設備事業部

    種鶏と養鶏設備を輸入・販売、国産開発業務も

    写真:養鶏場内の雛鳥

    高付加価値の種鶏を輸入・販売すると同時に、畜産先進国の欧米から、養鶏・孵化設備機器、鶏舎の資材を輸入しています。設備は自社直営農場で実際に使用し、改良をしたもの。大切なお客様に、自信のあるものだけをお届けしています。またメンテナンスはもちろんコンサルティング業務も行っています。

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  • 生産事業部

    種鶏ひなから育て、種卵を孵化し、育み、検査まで

    写真:養鶏場内を清掃している社員

    直営農場で種鶏を飼育、自社孵化場で孵化させ、産まれたひなを肥育します。また自社で鶏の健康のための抗体・細菌検査、食肉の安全・安心のための細菌検査を行っています。

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  • 食品事業部

    地鶏 丹波黒どりの美味しさを全国へお届け

    写真:色々な鶏肉の部位

    ヤマモトの技術と愛情を全て注いで創り上げた自社ブランド「地鶏丹波黒どり」の精肉と加工食品を全国の百貨店様・量販店様、飲食店様に販売しております。丹波黒どりをまるごと味わっていただきたいから販売形態にもこだわり、また加工食品はお客様のご要望に応じて一からお客様と二人三脚で創りこんでいきます。

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  • 飼料事業部

    それぞれの鶏種に合わせた配合を最適なメーカーから

    写真:鶏の飼料

    種鶏・肥育鶏を長年飼育しているヤマモトだから、鶏種の違いや育雛・成鶏時など時期の違い、種鶏・肥育鶏での違いに応じて最良の飼料を熟知しています。特定のメーカーに絞らずお客様の最適な養鶏経営のためご要望に応じたベストなメーカー・品質・価格をご提供いたします。

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品質管理室

他事業部と連携し、各種検査・研究、鶏の健康を管理

品質管理をはじめ他事業部と連携し生産支援を行なう「研究部門」、抗体検査や細菌検査等を行なう「検査センター」、鶏の健康状態・衛生環境を監視する「獣医診療所」の3部門からなる徹底した品質管理体制で安心と美味しさをお届けしています。

写真:検査の様子

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一貫生産の流れ

Business Flow

携わった人の顔が見える作り手の想いが繋がる、一連の生産の履歴(流れ)が分かる安全・安心の一貫生産

生産システムフロー図

  1. 輸入 フランスハバード社高付加価値鶏市場で世界一の育種会社

    素材にこだわる美食の国フランスの伝統が創りだした高付加価値の鶏種を扱っています。世界でも味・生産成績の両面で育種改良を行っている会社はハバード社のみ。選りすぐりの鶏種をフランスから空輸しています。

    ロゴ:フランスハバード社

    • 四半世紀にわたり日本の高付加価値差別化鶏市場の種鶏の約70%を当社が輸入・販売しています。
    • ハバード社が保有する多様な鶏種を組み合わせることでお客様のニーズに合わせた鶏種を作り出すことが可能です。またハバード社親会社のGrimaud社の製品であるカモ・ウサギ・食用ハトなどニッチな製品も取り扱っております。

    ハバード社公式サイト

    写真:フランスハバード社外観

    写真:フランス凱旋門

  2. 係留検査 ヤマモト関西検疫育雛場自然豊かな夜久野高原で輸入したひなを検査

    京都・兵庫にまたがる夜久野高原。肥沃な黒土が広がり、豊かな自然と清浄で澄んだ空気に包まれた丘陵地に、国の認定施設ヤマモト関西検疫育雛場はあります。はるばるフランスから空輸されてきたひなは、ここで病気に感染していないか確認されます。

    • ひなの時に輸入された種鶏は、2週間に渡り病気を持っていないかじっくり検査を受け、安全の確証が得られてから自社種鶏場に移動します。

    写真:雛鳥

  3. 育成交配採卵 ヤマモト園部種鶏場衛生に細心の注意を払い職人の五感で管理

    京都府南丹市の丹波山系の麓、日当たりの良い広大な敷地に園部種鶏場はあります。ここでは、安全で美味しい鶏の元になる種鶏を育成・交配し、健康な種卵を採取しています。種鶏は、約65週間の長期に渡り飼育するためその環境づくりや病気を持ち込まない衛生管理が非常に大切です。

    • 健康な種卵を生産するため、徹底した衛生管理と定期的な種鶏の疾病検査を行っております。
    • 農場への出入りする全ての人・物・車両を徹底消毒し、農場内に病気を持ち込まないよう防疫上の細心の注意を払っています。
  4. 孵化 ヤマモト孵化場健康で丈夫なひなを待つこと500時間

    種鶏場で産まれた種卵を孵化場に集め、衛生・温湿度管理が行き届いた最新鋭の孵卵機で21日間じっくりと時間をかけて孵化させます。発育卵の生死を高精度で見分ける検卵機やワクチン卵内接種機など最新の設備を整えています。孵化場で孵化したひなは、冷暖房とエアフィルターがついた専用のトラックで配達されます。

    • 孵卵機内の温湿度・CO₂濃度を親鶏が卵を抱いている自然な状態に近づけることで最適で自然な孵化環境を作り出しています。
    • 孵化後は毎回、機械・設備の徹底洗浄及び定期的な細菌検査を行い衛生管理を行っています。
  5. 肥育 ヤマモト直営農場・契約肥育農家鶏のことを第一に想うスペシャリスト達が丹精込めて肥育

    ヤマモトの直営農場・契約肥育農家の人々は個性派揃い。ただ共通して言えることは、健康で美味しい鶏に育つように鶏のことを一番に考えるスペシャリスト達です。環境を自動で制御できるシステム鶏舎でも舎内の環境・鶏の状態が最適か最終的に観るのは人。鶏のためなら昼夜問わず、ひた向きな情熱が健康で美味しい鶏を創りだしています。

    • 直営肥育農場は関西ファームが運営しています。
    • 鶏たちが住む鶏舎は、清浄な状態でひなを迎えるため出荷後、毎回洗浄・消毒を徹底しています。完全に乾燥させるので、消毒液が残留する心配はありません。
    • 農場から産出される鶏糞は地域の田畑へ有機肥料として配布。地域の循環型農業の一翼を担っています。

    加工 処理解体工場・加工3段階の食鳥検査で安全・安心をお届け

    • 1段階の検査 ……… 生きたままの状態でチェック
    • 2段階の検査 ……… 羽を取った状態でチェック
    • 3段階の検査 ……… 内臓を取り出した後のチェック、取り出した内臓もチェック
    • 各獣医師会の食鳥検査員が検査を行い、合格品のみ出荷します。
    • 鮮度保持と細菌を発生させないよう温度管理・衛生環境の整った工場で衛生的な食品搬送専用容器に入れ、美味しさを損なわないよう低温状態でお届けします。
  6. そして皆様の食卓へ鶏肉のトレーサビリティー

    当社では、タネの選択・種鶏の輸入の段階から一貫して生産を管理しています。お客様に確かな安全をお届けするため種鶏や肥育鶏がどこで生まれ、どのように育ったか把握できることは勿論、どのような人が関わったか全て把握できる仕組みになっています。

    写真:色々な野菜類と、羽をむしられて料理に使われる状態になっている丸鷄2羽